シンイ 侍医 ヨン 二 次 5

どれ程の富を得ようと、全て捨て漁師になろうと。 「はーい」 遍照=シンドン？？ 立ったまま月を見つめる隊長に静かに寄って声を掛ける。, この方なりの解決策なのだろう。 ドキドキです。. 「無念です」, それだけ残し、兵の返答も聞かずに歩み出す。 ほっと… 「･･･はい？」 「遍照様は、随分と耳が良いようだ」 春花摘・終章 ｜ 桜伐る馬鹿 梅伐らぬ馬鹿・瑩. 「いい加減にしろ」 責任とは別の感情だったヨン 「何ですか」 SECRET: 0 さらん様、いつも素敵なお話をありがとうございますm(_ _)m 侍医の肚も分かる。気分が悪かろう。 そして吐けば、あとは死ぬまで此処で過ごせ。 今はまだその気持ちに気付いてなくてもね。. 二人きりの私室の中、ヨンは卓向かいのウンスへ言うと席を立った。 「とんでもない」 入力されたユーザーのデータは非公開にし、このサービスを可能にする第三者とユーザーのデータを共有するだけです。. 「･･･考えておきます」, 鋼格子越しの光の薄暗い廊下を歩きながら低く笑い、侍医は囁くように声を落とす。 勘違いしてしまったのかなぁ？ 「その首が下賜されるまでは」 二人が上手くいくようにと そしてチャン侍医の絡みもイイですねぇ…(//∇//) それにしても、自分の睡眠を削ってでも PASS: さらん, 「そして、医仙」 蒼い顔色は光の加減か、それとも僅かに残る人間らしさの所為か。 「医仙」 PASS: 「いえ」, 典医寺でチェ・ヨンと向かい合うキム侍医が頷いた。 持っていってあげたいです。 そしてヨンと侍医もこの時代での立場や役目は違えどお互いを信頼している素敵な関係です。 そして最後まで判断を誤ったこの己自身の迷いを。 二度とあの方に仇成さぬよう、お前を繋ぐ鋼の錠。 「イムジャ」 「隊長、一体何を」 「お任せください」 ©Copyright2020 【 信義 – ｼﾝｲ – 】 二次創作物.All Rights Reserved. 桜伐る馬鹿 梅伐らぬ馬鹿 「うん。何」 「脚が弱っておいでですね」, 耳聡く聞きつけた遍照が、雪の中の小さな影に小首を傾げる。 「もう良い」, 小さな音をたてて鬼剣を握り直し、隊長は月夜に歩き出す。 「王妃媽媽の御体には問題ないか」 歴史物を書くにあたっては避けては通れない史実…。 「そういう事ですか」 あなたが倒れる方が、あの方には痛手でしょう」 「･･･はい、隊長」 侍医の存在もウンスにとってはヨンと違った意味で心強いですよね。 その返事に頷くとチュンソクは階を駆け上がり、扉を押して抜けた。, 「さて」 ウンスはヨンへ大きく笑った。 そこに嵌められたままの金の輪に指先で愛おしそうに触れながら、 深雪の中を禁軍に囲まれて、あの時のように近付く足音。 ウンスがそれにつられたように椅子の音を鳴らして続く。 お前の季節は、最後に目にした今の冬景色で永遠に止まる。, これが俺の復讐の始まりだ。しかしこんなものでは終わらない。 「さすれば俺が叔母上とチュンソクとどうとでもします。ですから」 「ええ。あとは往診の時程度でしょう」 寧ろ一息に死んでいた方がどれ程楽であったかを。, 追及の手を緩める気など無い。 それを、思い出しました。 チュンソクが卓の二人へと頭を下げ、最後にウンスへ体を向ける。 「ちょっと、どうしたのヨンア」 だがいくら優れた内気を操れる隊長も、人を超えるものではない。 「頼む」 「兵舎へお帰りになるのですね」, 小さくなって行く鎧の背に尋ねても答は返らず、ただその左腕が闇の中に影のように上がる。 廊下を先に進みながら、其処に切られた格子窓へ眸を投げる。, この先表に櫻が咲こうと、この廊下に光が溢れる事は無い。 自分の心を素直に見つめることも 「お前になら任せられる」 敵を欺くためとはいえ、味方も騙せるような その時にこそ、お前は骨の髄から思い知るが良い。 category侍医ヨン イラスト・ショ－ト漫画; comment8. 何時でも其処に在る事が、当然と思えるようになるのなら。 正直読みながらいよいよ出てくるのか？と思うと心が押し潰されそうな感じです(>_<) 闇より黒いその髪が、無風の夜に柔らかな風を起こす。 但し死なせる訳にはいかぬ。生きてこその切り札だと。, 「ウンス殿の治療の甲斐あり、死んではおりません」 「隊長、人は寝だめは出来ません」 でも読者の一人としては何と言ってもさらんさんの紡ぐ言葉に惹かれて、物語に惹かれてこちらにお邪魔させて頂いているのですから、さらんさんを信じてついて行くのみですね！ さらんさんだから、此度のお話をUPするときには、概に結末は決まっておられるんですよね(^^; この不器用で一人言葉も無く思い詰める隊長と、思い詰めぬ振りで心の中を正直に見つめない医仙が。 在るのが当然と思い、忘れていくのだろうか。, それほどまでに馴染めるならば、それもまた一つの倖せか。 人物は、危険極まりなく…。 「分かりました」, 侍医と遍照は雪の上、もう目を交わす事も無く同じ方角に顔を向け、近付く警備の禁軍を見つめて声だけを交わす。 2016.02.28 いつも煩い程に吐かれた無駄口も、もう一切聞こえる事は無い。, どんな思いだ。 「それは」, 左手をウンスに取られた格好で、ヨンはその場で問い正す。 姿を見るたび声を聞くたび、傍に寄るたびに胸が痛くなる。 「ああ」 トークコンサート以降ミノヨンの声がはなれないご様子ですが、実は人の魂は幾つもに分裂して同じ時代同じ時に違う場所に存在する事も有ると言われていますから、その意欲を削がずに書きたいだけその思いに任せて書いて欲しいなぁーなんて身勝手な願いを持っておりますm(_ _)m, SECRET: 0 進むしかないものね, SECRET: 0 「なに？」 そしてあなたを心配するのは私だけではない。お判りですか」, そうだ、私は心配なのだ。 一人、扉の外に佇むヨンに差し入れでも 左手だけを掴んでいたウンスは、立ち止まるヨンへ一歩寄る。 夏の陽がこれ程長いなど、そしてこれ程暑いなど。 「･･･はい」 T) 侍医の皮肉気な声にも動じずに、遍照は笑みを浮かべる。 それをすんなり翡翠や水晶などで良いなど。, 「何故黙っておられたのです」 毒を以て毒を制するような ©Copyright2020 【 信義 – ｼﾝｲ – 】 二次創作物.All Rights Reserved. 俺とは比べ物にならぬ憤怒を抱き、王様が此処へいらっしゃる。 そしてそれなら、尚更に問題だ。 自由にこうして出て行く俺を、お前は其処から眺め続けるが良い。, 既に立っている禁軍の守りの兵が廊下を進んだ俺達を認め、頭を下げ錠を解くと、その扉を押し開いた。, SECRET: 0 早く結末が知りたいです(^^), SECRET: 0 さらん, 仁徳殿の入口から漂う気配に顔を上げる。 「判りました。此方でもその心積りで準備を」 「そんなわけ、ないでしょ！」 「侍医」 「そうか」 実はこういう展開が大好きな私(=ﾟωﾟ)ﾉ。 この方を知って以来、他の女が眸に入る事など一度たりとてあったか。, 共に年月を重ね、互いに皺だらけになろうと。例えこの方の足腰が立たなくなろうと。 空の朧月が腕貫を黒く光らせる。, そのまま隊長は黙って典医寺の庭を抜けて行った。 顎を小さく振り、奴へと半歩寄る。 「キム侍医」 「はい」 「死んでおらぬと、生きているは違う」 「おっしゃる通り」 キム侍医はようやくその目許を綻ばせる。 「徳興君さまは、死んではおりませぬ、チェ・ヨン殿」 一言ずつゆっくりと意味有りげに区切るキム侍医の声にヨンは頷く。 終の棲家の鋼格子まで息を切らしようやく辿り着いた徳興君へと声を掛け、出入り扉の脇へと避ける。, それを認めた侍医は穢れを避けるよう、俺より更に数歩下る。 さらんさんが不倶載天を掲載するにあたって前置きして下さった時にもしや(^_^;)と思っておりました。 この言葉から、やはりさらんさんは史実に沿ってお話を進められるのかなぁ？と思ってる私ですが・・・ ウンスを守るためならば 厄介だ。手が掛かる。眸が離せない。気を揉ませる。 さらんさん♥ 「この夏は」, 忘れていた。この方にもう一度逢うまで。 あの後どうなったのか。見舞うつもりなど当然毛頭ない。 芸能人ブログ 人気ブログ. 遍照は微笑んで侍医に向かい、静かに合掌を返す。 この先紅葉が色づこうと、高い窓からその色は愛でられん。 「･･･そうか」, ヨンは典医寺の窓の外、傾ききらぬ夏の陽に光る庭へ眸を投げる。 「判った」 「いや」, 悔しそうに、しかし安堵したように、隊長は顎だけで頷いた。 ウンスを任せられる　限られた人 「学べ」 PASS: が、今後幾度かこの方は、医寺を抜ける事になる」 俺のこの手で何か出来るのか。それとも最後に地に斃れ負けるのか。, 「侍医」 そして続いて、鋼の触れ合う音が響き渡る。, あの方とお前の居所を永遠に分かつ分厚い扉。 ようやく追い詰めたあの男の周囲に、突然得体の知れん僧が現れた。 PASS: 「手摺はどうだ」 責任感からじゃないのね　うんうん　そうでしょうよ 願ってるんですよね。 「でも今回は、許してあげる」 毒も薬も、医学を全て。あの方が心から笑う国を作る為に。 ヨンの声にチェ尚宮が重々しく頷く。チュンソクがウンスをじっと見る。, 「ですから医仙はお黙り下さい。宜しいですか」 「だって、邪魔者扱いされたし」, 口を尖らせ拗ねた声で呟いた後に、気を取り直すように あの遍照がシンドンとなるのか。それとも別人なのか。 侍医も苦労しますね(^^; SECRET: 0 「医仙にはお寝み前に酸棗仁湯をお出ししています。入浴の殊の外お好きな方ですから、辛夷湯にも入って頂いております。 「それならば、二日に一度は私が代わります」 あの方が一人で抱え込まぬよう、せめてその荷が軽くなるよう。 覚えてもらわねばならぬ事も、教える事も多すぎる。, だからと言って、楽な女を選ぼうなど一度でも思うたか。 剪定の際に、素人が伐り過ぎてしまったらしく 温かいお風呂にゆっくりお入りになり 「媽媽と王様の愛の深さは、私は知ってるからいいの。 「遍照、典医寺の侍医だ。罪人の主治医も兼ねている」 此処に来るたび、未だにお前の気配を感じる己はおかしいか。 home; index; rss; admin; 感謝、感謝～～♪. 「医仙」 寄って残った右手も取り、その大きな両掌を自分の小さな両手で出来るだけ包み込むように、祈るように握りしめる。, 私たちが一番素敵なカップルよ。いつだってそう思ってる。 「遍照だ。今後仁徳殿の雑役を任せる」, 伝えたこの声に頷くと、侍医は遍照へと小さく目礼する。 もう二度とこちらを振り返る事も無く、その丈高い頭の先で梅の花を散らせながら。, SECRET: 0 「はい」 その姿を認めた侍医が、此方に眼で問い掛ける。 次に見える時は王様と共に行う詮議。これからも先は長い。, 来た廊下を入口へと戻るこの背に、侍医とテマンが従く。 PASS: その時には想うだろうか。あの黄色い花を見て、思い出すだろうか。 実はどうしても嫌で登場するドラマはスルーしてきました(T . 韓国ドラマ「シンイ」に魅せられて･･･主にシンイ二次創作漫画を描いてます . 「医仙を攫われたのは私の管轄である典医寺です。責任を問うなら先ず私でしょう」 この暫しの平穏な時に、可能な限り開京を離れる。 それとも本当に動かないと日々確認したいのか、自分でも判らない」, 口が裂けても詳細を伝える事は無い。 「判ってる、しゃべんない！」 「徳興君はどうだ」, ヨンは心に掛かる問いを投げる。 その目を見てようやく心底理解する。 ホーム ピグ アメブロ. 突然他人行儀に自分を呼ぶヨンの声にウンスが顔をしかめる。 陽の高いうちは迂達赤隊長としての役目。 「毒も自信があると言ったな」 桜の名所だった近所の公園は、いつぞや 目先に迫る事ではなくとも、日々の積み重なるその先に。, 全ての者が当然のように重ね、来ると疑わず、穏やかだと思い込んでいる、その日々を重ねる先に。, 先は変えられるか。変えられんか。やってみねば判らん。 「ええ、長い間寝たきりでした」 戻って初めて共に過ごす夏が、これ程暑いなど。 2017 12 28 (thu) 08:34:16 . それとも医仙を徳成府院君の手下に、鼻先で攫われた失態を悔いているのか。 石があろうと無かろうと変わる事など端から無理だ。 繋いだ手を引く格好でウンスは足を止め、いつの間にか歩を止めた後ろのヨンへ振り返る。 「いいわよ、まだ明るいじゃない。1人で」 二次小説ですよね♪ 「この時代はきっとダ･･･金剛石より翡翠とか水晶の方が、高級品なんでしょ？違う？」 己でも確かめるまで、金剛石が一体何の役に立つのかすら考えたこともなかった。 ウンスを想う気持ちを隠しつつ そんな事も次第になくなっていくのだろうか。 「は？」 次が まだある。 来るのでしょうか。 さらん, 隊長が医仙の部屋の前に立つようになり三日目の、朧月の夜。 あの丘で待っていた筈が。春も、夏も、秋も、冬も待っていた筈が。, この方が戻り、じきに二度目の秋が来る。 「もう少し御心が落ち着けば、お話を伺ってみます。しかし今はまず、よく眠って頂く事が先決だ。 私たちだけが知ってる。それでいいじゃない」. その平静を装った声に、ヨンはキム侍医の目を覗き込む。 廊下に取り付けた手摺に指先で触れ、侍医は静かに頷いた。 しかし私の鍼も、ウンス殿の手当ても功を奏しております。 「これからお世話をする方です。だから手摺があるのですか」 さらんさん❤ 殿の入口、佇んで鼠の到着を待つ法衣姿の遍照が、廊下を戻った俺達に向け頭を下げる。 「頼む。婚儀が終われば落ち着こう」 ただの硬い石だと思っていたほどだ。, 「二人だけが知ってる秘密があってもいいじゃない」 本当に腹を立てた声で隊長が低く唸る。しかし私とて、それで退くわけにはいかない。, 「医仙を心配しているのはあなただけではないのですよ、隊長。 そう囁き返して半歩戻り、先刻と同じ処で改めて向かい合う。 石なんて関係ないくらい、愛し合ってるお2人だから」, そのウンスの物言いに、ヨンの歩みが遅くなる。 「典医寺へ参りましょう」 ちゃ～んと　信頼してるのね。 俺には手も足も出ん領分だ。其処はこいつに頼るしかない。, 「チェ・ヨン殿」 その為にもあなたが倒れれば、また医仙が動揺されます。そうなれば事態は悪くなる一方です」 幸せなウンスめ♥(੭ु´･ω･`)੭ु⁾⁾！ どれ程待っていたか。どんな秋だったか。, 遥か彼方のようでいて昨日のように苦しくて。 幾度己に問い直しても、返る答えは変わらない。, 「石の事は2人の秘密にしたかったの。この世界ではまだ誰も価値を知らない。

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